「周りは釣れてるのに、自分だけボウズ…」
うん、、ありますよね。エリアトラウトは簡単そうに見えて、実は繊細。ちょっとしたことで反応がガラッと変わります。
今回は「釣れないときどうするか?」の対策と、初心者でも頼れる“お守りルアー”を紹介します。
まずやるべきこと:釣れてる人をよく観察しよう
釣れてる人が近くにいたら、こっそり観察しましょう。使っているルアーの「大きさ・色・形」はとても重要なヒントになります。
たとえば、自分が3gのスプーンを使っていて釣れないのに、隣の人が1.5gの小さめスプーンでポンポン釣ってるなら、サイズダウンしてみると効果的かもしれません。
色も要チェック。派手なチャート系で反応がなければ、ナチュラルカラーに変えるだけで釣れることもあります。
見た目の派手さじゃなくて、魚が“気づきやすいか・食べやすいか”がカギだと感じます。
あとはルアーの種類。スプーンにこだわらず、クランクやミノー、トルネード系を使っているかも。
「今日はスプーンじゃないのかも…」と気づけたら、ボウズ回避に一歩近づきます。
どうしても釣れないときのお守りルアー
いろいろ試してもダメなとき、頼りたいのが“お守りルアー”です。初心者でも扱いやすく、信頼度の高いルアーを2つ紹介します。
セニョールトルネード
もはや説明不要のお守りルアー。ワイヤーにカラフルなビーズが付いていて、螺旋状に巻いていて水中ではくるくる回って強烈アピール。
「何しても釣れないときの最終兵器」として使っている人も多く、特に活性が低いときやスレた魚に効きます。
使い方は「投げて、ゆっくり巻くだけ」。迷ったらこれ。釣れなかった1匹を引き寄せてくれる、まさにお守り的存在。
Xスティック
こちらは棒状のシンプルなルアー。派手な動きはないけれど、水面直下をフラフラと漂うように泳ぎます。
魚が表層を意識しているときや、スレているときに効果を発揮します。
ゆっくりただ巻きするだけでOK。派手さはないけれど、しぶい状況では一番釣れる、なんて声もよく聞きます。
スティックが45度を維持するように巻くといいですよ。
釣れない日は「学びの宝庫」
釣れないと落ち込みますが、実は「釣れない時間こそ成長できる時間」だったりします。
・リールのハンドルを回すスピードを変える
・ルアーの色を変える
・ルアーの種類を変える
・魚のいる層はどこか考える
こうした試行錯誤が、次に生きるんです。そして最後の手として、セニョールトルネードとXスティックがある安心感。
ボウズ回避の味方として、ぜひタックルボックスに入れておきましょう。
釣れない時間を楽しむ、という考え方
釣れないときって、なんとも言えない気持ちになりますよね。
「なんで自分だけ…」「道具のせい?」「センスないのかも」
そんな言葉が頭の中をぐるぐるします。
でも、ちょっと立ち止まって、空を見上げてみるとどうでしょう。
鳥の声、風の音、水の流れ。
その全部が、釣りをしなければ出会わなかった時間です。
釣れなくても、ラインを結び直したり、コーヒーを飲んだり、ぼーっと水面を眺めたり。
その“間”が、なんだか心地よかったりするんですよね。
釣りって、魚とのファイトだけではなく「自然を感じる時間」を楽しむものなのかもしれません。
不思議なもので、そんなふうに肩の力が抜けたときに限って、
「コツッ」って小さなアタリが来たりするんです。
もちろん釣れたらうれしいけど、釣れない日も悪くない。
そんなふうに思えるようになったら、もうあなたは「釣り人の仲間入り」です。
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